2011.1.17 PM 5:46 鎮魂と希望の太鼓
2011年1月17日午後5時46分
京都市左京区一乗寺公園
1分間の黙祷をささげ
和太鼓グループ「風」さんによる
「阪神淡路大震災を忘れない
鎮魂と希望の太鼓」が始まりました

地に鎮魂
天に希望

太鼓はひびく
ただひびく
どうひびく
ひとにあり

焚き火にあたり
豚汁をいただく

火を囲むこどもたちは
震災を知らない
冷気で凍りそうな
レンズのむこう

1月17日を刻む月が
雲と雪に浮かんでいました
2011.01.18 | コメント(2) | トラックバック(0) | 話したいこと・考えること
手札と舞台 ロベール・クートラス作品集『僕の夜』展と劇団態変「ファン・ウンド潜伏記」公演を鑑賞する
"Hello,darkness my old friend."
Simon and Garfunkel
"the sound of silence"
恵文社一乗寺店のギャラリー
アンフェールで開催されている
ロベール・クートラス作品集
『僕の夜 Mes Nuits』の巡回展
1月15日夕方に寄りました

自宅から徒歩3分
扉をあけたら そこはなんと
パリのアパルトマンなんて
出展元のecritさんサイトから引用:
1985年に急逝したロベール・クートラスは「現代のユトリロ」
とも呼ばれていましたが、所属の画廊から求められる画風を断
ってからは、ひたすらカルト(carte)という手札大のカード
画の制作に没頭。靴箱や広告など、身近にある厚めのボール
紙に油絵の具で下地を作っただけの画布。お尻を突き出した子
供、人の顔をした昆虫や鳥、画面上を覆う植物、読み取れない
文字。様々な題材で描き続けられたカルト群は「僕の夜“Mes
Nuits”」と名づけられました。 一夜に一枚描き続けられたカ
ルト(carte)の数は6,000枚にのぼったということです。...

(写真はクートラスが手がけたハンガリーのバンド
「KANTATA」のファーストアルバムジャケット.
同ライブのポスターは貼り出されると同時に
次々盗まれ一晩でパリから無くなったそうです)
ギャラリーに並べられた
小さな絵の1枚1枚が発する
パリの片隅の孤独な画家の部屋の匂いを
わたしの低く沈んだ気持ちが
暗闇で友を得たように入り込むのと
展示に添えられた丁寧な解説が
画家への愛にあふれていて
否が応でも涙腺がゆるんでしまう

(ecritさんサイトの写真より
クートラスが作ったテラコッタ)
クートラスについてインタネット上でも
たくさんの方が書いておられるなか
narajinさんという方の記事が
とても沁みました
「"Robert Coutelas"-narajin.net 」
作品集のタイトル"Mes Nuit" の邦訳は
『僕の夜』よりnarajinさんの記事にある
『わが闇』 の方が
個人的にはしっくりくるかな
巡回展は今月24日まで
昨日の夜も ちょっとだけ
覗きに行ってしまいました
期間限定パリへの扉at左京区
来られそうな方是非ぜひ
運んでいただきたいです
翌1月16日は こちらに参りました
劇団態変公演
男は旅にでた2
「ファン・ウンド潜伏記」

劇団態変サイトのプロフィール引用:
主宰・金満里の「身体障害者の障害じたいを表現力に転じ、未踏の美を
創り出すことができる」という着想に基づき、身障者自身が演出し、演
じる劇団として1983年より大阪を拠点に活動。創立時よりの習わしで
「劇団」と名乗ってはいるが、もともとストーリー性のある表現は指向
しておらず89年以来台詞の使用も止め、象徴的な身体表現として作って
きた。『ダンス』や『舞踏』とも違う、どこにもなかった身体表現である。

「ファン・ウンド潜伏記」の
舞台美術がじつにかっこいい
計算つくされたミニマムなセットが
幕間ごとに小気味よく展開するので
少し難解なパフォーマンス劇ながら
こどもも集中を切らさず見ている
符号的に散りばめられている
小道具類(とくに布)が
身体で語り 泣き 笑う 無言劇を
生々しく浮かび上がらせる
これは動く絵画だ、と
それも、昨日見たばかりの
クートラスの絵が生きて動いている
ように思えてならない
舞台は等身大のカルトであり
1日限りの「わが闇」である..
そんな極めて個人的な連想にゾクゾクする
一晩に一枚ずつ黙々と描き続けたという
(それも緻密に計算づくされたと思われる)
クートラスの絵に出会った翌日に
その絵の世界を体現するような
劇団態変の舞台を鑑賞できたこと
「ファン・ウンド潜伏記」の公演については
小暮宣雄さんブログに素晴らしいレビュー
2記事がありますのでぜひお読みいただきたく:
1/13の劇団態変『ファン・ウンド潜伏記』初日レビューを読む
劇団態変『ファン・ウンド潜伏記』再演@精華小劇場
そしてこの日も またもや泣かずにおれなかった それは
劇を見る前 パンフレットに載せられていた
金満里さんの文章に大いに涙腺を刺激されたからでした
"...純粋に人間が、理想を求め行動する、だけのような面白みの
ない人生を黄熊度(ファン・ウンド)で描きたい訳ではない。
誰にもある、幼い頃の悪事やおとなになって世に不埒を批判
しながら、思わず自分もはまり人生の大転機になったり、そんな
こんなが人生の殆どだ。そうでなくっちゃ芝居屋は修まらない。
熊度(ウンド)を、傍らに今もいる身近な人として感じて欲しいと..."
【Information】
■ロベール・クートラス『僕の夜』作品集巡回展
2011年1月11日(火)から1月24日(月)まで
10:00から22:00(最終日は18時まで)
恵文社一乗寺店ギャラリーアンフェール
京都市左京区一乗寺払殿町10
詳細は案内ページをご覧下さい
■劇団態変『ファン・ウンド潜伏記』韓国公演プロジェクト(転載)
日本による「韓国併合」から100年目を迎える今年。
劇団態変は、日韓両国の市民から支援を受け、2011年3月、韓国2都市
(ソウル,固城)にて『ファン・ウンド潜伏記』公演を実現させようとしています。
障害者と健常者。韓国人と日本人。
異なる立場の者同士がぶつかりあってこそ生み出される芸術の力が、
日韓の新しい未来を切り開くのだと信じて、支援を呼びかけます。
<カンパ振込先>
ゆうちょ銀行 振替口座
口座番号:00950‐0‐171064 (加入者振込店:大阪支店)
口座名称:劇団態変・韓国公演を共に実現する会
*1 口 2,000 円をお願いします。(2,000 円以下でも歓迎。2口以上大歓迎!)
詳細は案内ページをご覧下さい
2011.01.17 | コメント(0) | トラックバック(0) | 三度笠推奨
1月のもの思い渕 「夜の梅」・「M・O・H通信」30号・シューベルトからの年賀状?
1月も早いもので
もう半分になりました
この間バタバタ失態続き
踏蹴這々たどり着く渕
渕の名は「自己嫌悪」
その渕は これまでも
幾度となく覗いてきた
生まれてくるとき 誰しもに
神さまが持たせたものか
だとしたら
必要なこともあるのだろう
鏡として 杖として
ただし
覗くだけ覗いたら
すみやかに立ち去るべし
居続けると 落としてしまうから
生まれてからのち 誰しもに
届けられているであろう
あふれんばかりの贈り物を
ぼちぼち落ち込むのはやめて
この間に いただいたものや
ご紹介したいものを綴るとします
1つめ
羊羹の王様虎屋
ポケットサイズの「夜の梅」
新春限定パッケージ

いつも本当に可愛らしい
パッケージ好きの方
要チェックです
年末に和太郎に買ってあげたものですが
「もったいない」と言って いまだ未開封
早く食べてくれないと
おかんが開けてしまうぞよ
2つめはなんと
シューベルトからの年賀状?

と思いきや
「ラ・フォル・ジュルネ金沢」
2011年の案内でした
凝ってるなあ
シューベルトと青いスニーカー

なかなかよくお似合いで
3つめ
「M・O・H通信」最新30号

そろそろかなと 待っていました
昨日アルプラザ大津店5階で
いただきました
特集は全て独自取材で
美しい写真やイラスト満載
オールカラーの豪華冊子で
なんと無料配布なのです
環境 農村 まちづくりなどに
関心のある方は必見
いつも3冊ほど持ち帰らせてもらい
京都の知人に手渡しています
あと1冊手元にありますので
よければ 声をかけてください
上記サイトからも申し込み
バックナンバーもPDFで
配布されていますのでぜひ
画像をアップしているうちに
元気になってきたような
そう、神さまは つながりの縁(ふち)も
持たせてくれたのだった
これから学童もちつき大会
ふち、もとい もち作りに行ってきます
2011.01.15 | コメント(0) | トラックバック(0) | 話したいこと・考えること
京都新聞経済面「MyウェイMyライフ」(1/9)掲載ご報告と御礼と声明
1月9日付け京都新聞経済面
京滋で働く女性の取材コーナー
「MyウェイMyライフ」に
わたし加藤和子について紹介いただきました

光栄至極 ありがとうございます
さっそく田舎の両親に送りました
記載内容は京都新聞のサイトに
アップいただいていますので
よろしければ見てやってください
「いったいあなたは何屋さんなん?」
と聞かれること多々 この頃は
「謎の人」と呼んでいただいていますが
こちらをご覧いただければですね、
ますます謎が深まるかと...
なんて、冗談ですが半分本気
さて以下、記者の方にお送りした御礼状を
少し改訂し本ブログにも記すことにより
このたびの過分なご紹介に
しっかり応えてゆかねばならぬと
自分で自分を追い込んでみることに致します
では
***『セルフ追い込み 声明文 』***
京都新聞 記者様
加藤和子です、お世話になります。このたびは
貴紙「MyウェイMyライフ」に取り上げて下さり、
まことにありがとうございました。
拙宅のある左京区の配達所さんは、配達が早く、
4時にはもう投函してくださいます。
9日はそんな早朝の緊張ではじまりました。
わたしのつたない話を申し訳ないほど
かっこよくまとめてくださって恐縮です。
さっそくツイッターやブログのコメントから
「見たよ」と声をかけてもらっています。
記事をご覧になって興味を持って下さった女性の方からメール
を頂きました。子育て支援の施設の立ち上げに関わっておられ
るそうで「とても共感しました」と。本当にうれしかったです。
ひとえに記者様のお力添えと、心から感謝申し上げます。
また、株式会社カスタネットの植木力社長から、朝一番
に電話をいただきました。経済面に掲載いただくことの
意義をよくよく知っておられる方です。ますます精進邁
進せねばならないと、自分を奮い立たせる、日曜の朝でした。
このような機会を賜りましたこと、重ねて御礼申し上げます。
IT事業に従事する女性はもちろん少なくありません。しかしながら、
みなさん優秀で真面目でかつ「男性同等に働く」というムードの中
で業務遂行にお忙しく、わたしのように、出来ないゆえ物事を斜め
から見たり、「ゆっくりでええやん」などという考えを持って関わ
っておられる方は、あまりいらっしゃらないように思います。
さらに気になっていますのは、ITの、現場ではなく、社会面や、
オピニオンリーダーとして活躍する女性が、あまりおられない
のではと思う状況、です。わたしはよくIT関連のセミナーや講
演会に参るのですが、登壇者に女性はほとんど皆無なのです。
こういう状況に疑問を持っていい、いやもっと持つべきとさえ思
います。ユーザの半分は女性なのですから。発者側に、女性がい
ないことが、今のIT社会を象徴しているように思います。
なので、いつか、わたしが「そっち側」に参れないものかと、、、
相当な野望ですが。。。全く分不相応なとんでもないことですが、
だめでも挑戦する勇気を持つべしと、今回御紙に掲載いただいたこ
とが、背中を押して下さったものと、受け止めておる次第です。
以上、御礼を申し上げるつもりが、長々と駄文すみません。
記者さまにお会いできて本当にありがたく光栄でした。
御紙引き続き購読せていただきます。
今後ともどうぞよろしくお願いいたします。
ありがとうございました。
2011年1月9日 加藤和子 拝
2011.01.12 | コメント(4) | トラックバック(0) | on仕事
三度笠アンテナ(1/15-1/30)フリーフリマ拾う神・風と土の交藝in琵琶湖高島・民族文化にふれる集い
前の記事につづき三度笠アンテナ
いただいた案内からお届けします
仕事と重なっている催しもあり
参れず残念 後日お聞きしたいです
●Free Flea Market
(フリーフリーマーケット)
?捨てる神と拾う神?●
1月15日〔土〕午前11時から午後6時
1月16日〔日〕午前11時から午後5時
ART COMPLEX 1928
京都市中京区三条通御幸町南東角1928ビル3階

サイトの案内より:
この度京都市では,社会全体で物を共有し有効活用する
シェアリングの考え方を広め、環境に配慮した行動に結
びつけるため,参加者が自分では着なくなった衣服
を持ち寄り、気に入ったものを持ち帰るイベント
「Free Flea Market(フリーフリーマーケット)―
捨てる神と拾う神―」を以下のとおり開催します。
「Free」の意味:無料,自由な,きままな,自発的な
「Flea Market」の意味:フリーマーケット(のみの市)
会場にはこどもの遊び場やパフォーマンス
フードコーナーもあるそうで一日過ごせそう
詳細は京都市案内サイトをご覧下さい
●風と土の交藝in琵琶湖高島●
1 月 28(金)29(土)30日(日)
10 時から17時 (全日)
※ 29日のシンポジウムは17時半から19時半
高島市全域(最寄駅:JR湖西線安曇川駅)
手しごとびとの自宅、市内の空き家、交流施設
総合案内:ウエストレイクホテル可以登楼
(滋賀県高島市安曇川町中央 2-1-6 )
主催:結びめ

takamuraさんから案内いただきました
壮大なオープンアトリエという想像で
合っているでしょうか すごいスケール
いずれかの日にお訪ねする予定です
あまりにすごいスケールなので 書ききれず
詳細は案内ページをご覧あれー
●第19回民族の文化にふれる集い
?豊かな文化との出会いと交流?●
1月30日(日)午後1時30分(午後1時受付)
同志社大学寒梅館ハーディーホール
(上京区烏丸上立売下ル御所八幡町103)
無料(どなたでもご入場いただけます)

案内ページより:
民族舞踊などの韓国・朝鮮をはじめとする
様々な国の文化・芸術と、それらと古くから
交流のあった日本の文化・芸術の発表や交流
主催:京都市小学校外国人教育研究会他
昨年参りましたが素晴らしかったです
年のせいか わたし
こどもの歌や踊りを観るだけで
涙がとめどなく出てしまうのに 輪をかけて
この集い ステージレベルが高くて もう
泣けるやら 圧倒されるやら大変でした
去年の写真を探しましたところ
短いビデオを撮っていたのも発見
実際はもっとすごいのですが
よければちらっとご覧下さい
2011.01.10 | コメント(6) | トラックバック(0) | 三度笠アンテナ(催し案内など)
三度笠アンテナ(1/10,1/21)ハートピア京都のバリアフリー上映・ライブイベント梅小路の声
1月7日 うつくしい雪の朝

写真は近くの銭湯の裏口のしめ縄
七草粥(もどき)を食べると
いっきにお正月が終わった感 ですが
1月1日から営業するお店が増えて
お正月は静かなものではなくなった
むしろ静かでないのが当たり前で
まちはもう、休まないかもしれない
年の節目は 暮らしのためであったのが
いまは商機に変わってしまった感

うごきはじめた汽車に乗りこみ
今年もあと358日をゆきましょか
1月はじめの三度笠アンテナお届けします
●バリアフリー上映
第8回ハートフル・シネマ「春との旅」●
1月10日(月・祝)
第1回10時〔通常上映〕
第2回13時〔字幕・副音声付〕
第3回16時〔字幕・副音声付〕
第4回18時〔通常上映〕
ハートピア京都3階大会議室

【前売】シニア・障がい者・小中高生一律500円
【当日】シニア・障がい者・小中高生500円/一般800円
※前売券はハートピア京都1階受付にて販売
電話、E-mailでのご予約(取置)も可とのこと
協力:京都リップル・エムケイ株式会社・京都映画センター
ご予約・お問合せ:ハートピア京都
TEL:075-222-1777 FAX:075-222-1778
E-mail info@heartpiakyoto.jp
詳細はハートピア京都の案内ページをご覧下さい
●Deep Kyoto & JunKroom Present
Voices for Umekoji/梅小路の声●
1月21日(金)18時半開場19時開演
三条木屋町「アバンギルド」
1ドリンク付き2000円

JunKroom主宰Seanさんから情報いただきました
「いまどき、しかも京都のまちなかに水族館て?」
という問いへの回答の前に もう「建ててよし」と
企業側に回答してしまわれたようで
建設がすすめられているのですが
さてどうしたもんか 考えようという集い
京都で暮らす外国の方も大いに疑問を持ってはる
いるかいるか いらぬかいるか
イルカとロックに聞かナイト
出演者:
Yoshida Koichi (尺八) & Udonya Mentei (folk )
Okuda Satoko (jazz pop diva)
raw elements (rock band) /
Sseeaann Rrooee
(experimental music performance)
西野 貴人 (太鼓)
Das Capital Punishment (New Rave)
主催:
「梅小路公園に水族館はいらない」市民ネットワーク
いきもの多様性研究所
京都水族館(仮称)と梅小路公園の未来を考える会
詳細はJunkRoomKyotoさんのブログにて
チラシのダウンロードも出来ます
2011.01.08 | コメント(10) | トラックバック(0) | 三度笠アンテナ(催し案内など)
お雑煮と今年のお正月のとも/「コンチキ号漂流記」「ブラジルから来たおじいちゃん」「ヒマラヤほどの」
地域によって異なる「雑煮」
こちら夫の母方の祖母の里
石川県仕立ては
まるいお餅に葱をぱらり

スルメイカの出汁が決め手
海のまちならではのひと椀です
さて休みの日でも休みにならず ついつい
仕事モードに突入してしまうわたしでも
年末年始の数日は止めることにしています
お正月は本や映画を観るよい機会
お借りした作品を鑑賞させてもらいました
まずは1つめ「映画」部門
栗原奈名子監督ドキュメンタリー
「ブラジルから来たおじいちゃん」

作品紹介より:
"ブラジル移民の紺野さんは92歳、
毎年日本にやってくる。
日本にデカセギに来ている
ブラジル人たちを訪ねるためだ.."
外国人移住者にとって日本の
規則やことば 文化の壁は
そのまま人生の扉を閉ざす壁となり
少年たちの前に立ちはだかる
「おじいちゃん」は歩く 西に東に
ひとりひとりの汗と涙に 語りかける
穏やかな視線を カメラが静かに追う
この映画は 2月11日から13日
「グローバリゼーションとひとの移動映画祭」
にて上映されますので
ぜひご覧いただきたいです
2つめ「本」部門は
shibataさんから借りました
「コンチキ号漂流記」
有名な冒険記とのこと
知りませんでした

"いかだコンチキ号の夢と冒険
1947年ノルウェーの学者ハイエルダールが
南米ペルーから南太平洋の島まで
いかだで航海した時の貴重な記録"
「コンチキ」とはポリネシアの言葉で
「太陽の神」という意味だそうで
これが実話だなんてと驚くばかりの冒険譚
6ヶ月かけ 辿り着いた一行を
ポリネシアの人が歓待して歌う:
『ようこそ、みなさんようこそ。
できるだけ、ながく島にいてください。
あなたがたが、またとおい国にいってしまっても
お互いの心の中で、いつも一緒にくらせるように
わたしたちと思い出をわけあってください..』
別れの海に浮かぶ花輪は 再会の祈り
さて 最後3つめは「歌」部門
わたしは普段テレビを観ないので
毎年の年始の集まりのときに
去年の流行に追いつくというのが
年中行事になっています
今回紅白歌合戦でも大変話題になったという
昨年の大ヒットソングの1つを
いっぺん聴いてみようと
インターネットで探しました
聴きまして、、、
困ってしまいました うーん
こういう歌が賞賛される世に
暮らしているということにも
そこで その曲の「おすすめ」に出てきた1曲を
ためしに聴き なんとか元気を取り戻す
「1000のバイオリン」
THE BLUE HEARTS
音楽をむさぼるように聴いていた頃を思い出す
クラシック音楽を好んで聴いている今も
聴き方自体は変わらず Is it rock or no?
ロックは外せないスピリットの根源
世間にまるめこめられず
暗黙の押し付けに気づくため
思考のナイフを研がねばならぬ
というわけで 脈絡なく始まりました
2011年もあと362日です ひえー
2011.01.04 | コメント(8) | トラックバック(0) | 三度笠推奨
ゆきましておめでとうございます 2011年のゆきあけよあけ
2011年
いやいや大変な雪の年越しとなりました!
旧大原街道は雪だるまストリートと化し

巨大な雪だるまがごろごろ
作り放題 かまくらも
こどもは会うなり雪合戦

この、出くわしたときの顔ときたらなかった
わんぱく目がデビルに輝いていました
さて その後も順調にふりつづき
夜には地獄のアイスバーンの完成

というような状態にもかかわらず
新聞も年賀状も 定刻どおり届けられ
たいしたもんだ ありがたや
けさほどは朝日にかがやく銀世界
あけまして おめでとうございます
あけまして おめでとうございます
初詣はいつもの赤の宮神社さんへ
seanさんたちとゆく
枝の雪が もち花のように
ぽわぽわと咲き

なんともはなやかなこと
おめでとうございます
おめでとうございます
2011年 ましろな365日
だれもが無理なく うつくしく
世にありますように

2011.01.01 | コメント(7) | トラックバック(0) | 暮らしのなかで(三度笠私版)
玉岡児童公園ものがたり後編・やがて芝生が青くなり祝祭が ー「公園のおじさん」岩根さんの軌跡
「玉岡児童公園ものがたり前編」のつづきです
12月26日 夕方
いつものように公園に
岩根さんの姿がありました

「だいぶ落ち葉が減って
掃除も楽になりましたよね」
「そうですね。これからはね
芝生の手入れです」
岩根さんに教わることには:
・芝をよい状態にするには最低3年間
日日の手入れがかかせない
・「となりの芝生は青い」という言葉もあるように
「青い芝生」はお金持ちの家の庭の象徴でもあった
など
「でもいったん強い芝生のじゅうたんが完成すると
雑草が生えにくくなって手入れもぐっと
楽になるんですよ」と岩根さん

「あの、よく芝生に入ったらダメという看板を見ますが
それは生育途中だからダメで、ここは入っていいんですか」
「そうです、逆にどんどん踏んでやったほうがいいんです。
踏むほどに地面にしっかり根付ていきますからね」
「公園に芝生」がいかに理にかなっているかということですね
そうとは知らず これまで芝生に入るのは遠慮していたので
これからは安心して踏んだり寝転んだりできます
と 大変詳しい岩根さんですが 公園をきれいにしたいと
思い立ってから すべて独学で知識を蓄えられたそうです
「あの、ここで映画の撮影があったでしょう。
わたしは、きっと監督さんが『この公園がいいな』と
何か感じてくれはったからと違うかなと思っているんです」
「いやー、ほんまそうやったら、ちょっとうれしいですね」
またまた日さかのぼること4月4日
映画「マザーウォーター」の
クランクアップが この公園でありました

これが最後の撮影になるという
三人の登場人物がサンドウィッチ(?)を
食べ 桜をあおぐシーン

「全シーン撮影完了しました!」
ディレクターの方でしょうか 大きな声があがると
緊張した空気から一転 完成の歓声につつまれて
女優さんへ花束贈呈され 乾杯へとうつる

「・・・のを、柵の向こうから見ながらね、
『ああこれはきっとお祝いや』と思ったんです。
公園がきれいになったことへのお祝い。
岩根さんへの感謝の会でもあるのではと」
公園はいろいろなことが起こる場所
誰が来てもいいから 何でもある
そういえば かつてこの公園で
夜中騒ぎがあり通報したこともあった
それも今はなくなりました
公園は誰が来ても良いところ
それはずっと変わらない
岩根さんはいいます
「公園に毎日来ようと決めたのは
きれいにするためだけではなくて、
常に誰かがいるようにしたかったから」と
きれいにしても 人なくば その場所は無意味
小さい子が安心して遊べるように
見守るおとながいる公園
「キャッチボールもどんどんやったらいいんです。
小さい子が来たら、いったんやめてね、
ちょっとだけ一緒に遊んでやってほしいんです。
ボール遊びを閉めだしたら、大きなこどもは来なくなって
そんな機会も無くすことになるのです」
この日も まさに 描いたとおりの状態で
散歩の犬と 孫をつれた方と
キャッチボールの練習に
ちょっと大きなこどもがやってきて
それぞれ少し話したり 遊んだり
また思い思いに過ごす

「京都市からの補助金を少しずつ貯めて
今年念願の掃除用具入れを買いました」

市の管理課の方も この公園の清掃活動を
よく知ってくれているそうです
話し込むうち日が暮れはじめ
あわてて 岩根さんにブログで
紹介させてくださいと 頼み
承諾いただくことが出来ました
「今日はこれだけやって帰ります」と
砂場に入れたばかりの土を掘る岩根さん

「こうして山にしておくと
こどもが喜ぶんですわ」

そろそろ電球がつくころ
一足先に月がともる
"ざっく ざっく ざっざっざ
うちの芝生よ 青くなれ
となりの芝生も 青くなれ
ざっく ざっく ざっざっざ.."
岩根さんにささぐ
「国際公園整備年テーマソング」(嘘)

【Information】
■玉岡児童公園
京都市左京区高野玉岡町
■岩根さんご夫妻のブログ:「ほっこり」
ご夫妻でまちあるきを楽しむ日々を写真と川柳で綴られています
大人気「ばーさんがじーさんに作る食卓」につづく京都発フルムーンブログです
2010.12.30 | コメント(4) | トラックバック(0) | 地域生活・まちづくり
玉岡児童公園ものがたり前篇 桜が咲き、映画がまちにやって来た
2010年 この春も
うちの前の公園にある桜
きれいに咲いてくれました

一家でここに越してきたのは
和太郎が生まれた2002年
家の前が公園というロケーションが
なによりありがたかったです

「公園」
それは遠い昔のあこがれの場所
わたしが生まれ育ったまちには
そんな洒落たものはなかったから
川や山といった自然環境に恵まれて
いたので不要とも言えますが
そもそもその時代 いわゆる田舎には
公園は存在しなかったと思います
つまるところ「公園」とは
都市文化の象徴的なものの
1つと考えられるのではあるまいか
さらに言えば「公園」とは
その名のとおり誰でも入れる場所ですが
その機能や定義や管理について
じつはよく知されていないのではないかと
あって当たり前のように利用するだけで
意識したことがなかった
そう、この春 この桜をあおぐまで

2009年の暮れのことなのでちょうど1年まえ
「来春この住宅で映画の撮影があります」
という通達がまわりました
タイトルは「マザー・ウォーター」
有名な俳優さん女優さんに会えるかも!という
ミーハー心よりも まず我ら住民に浮かんだのは
「なんでわざわざこんなとこで?」
という疑問でした
理由は少しずつ分かってくるのですが
「ここのどこがよかったんやろか」
と 言い合ううちに年明けて
2010年3月下旬 ほんまに撮影が始まりました
ある日 公園で撮影があるというので
ご近所さんとともに 様子を伺いに
写真では遠くて分かりにくいのですが80年代のアイドルがおられる
「きゃーほんまにキョンキョンや?」
はしゃぎながら ふと考えたのです
この公園が映画のシーンに出てくるとしたら
「あの方」が影の演出者になるのでは..と
「あの方」とは「公園のおじさん」こと岩根さん
いつも公園の手入れをされている男性で
公園に来るもので知らないものはない
近所で作られている とある通信の2008年発行の
「ぶらりご近所」という記事に登場されています

以下 少し長くなりますが 引用します
「"公園のおじさん"岩根さんのお話:
3年ほど前、この公園は雑草がぼうぼうでとても荒れていたので
す。ある時、新聞記事にニューヨークの荒れた公園を地域の人々
が力を合わせて美しく蘇らせたこと、その中で交流が生まれ、人
々が地域に目を向けて『地域を守る力』になって行ったことが書
かれていました。『(ここも)そんな公園になったらいいなあ』
という思いから、ボランティアで毎日掃除をするようになったの
です。雑草を取って芝を植え、木々の剪定、砂場の砂入れなど..」
(「玉岡児童公園ものがたり」続きます)
2010.12.27 | コメント(0) | トラックバック(0) | 地域生活・まちづくり
公園できく「きよしこの夜」2010 ひとの声は
12月21日 ひじきビルへ
歩く道すがら
止水栓の四兄弟を見て

「メリクリスマス」
なんて 思ってしまう候
12月24日夜8時半
今年も聞こえてきました
「きよしこの夜」
聖歌隊at玉岡児童公園2005年にも載せておりまして
このときの伴奏楽器はピアニカでしたが
今年はなんとオルガンです
ひとの声と
星のひかりは
似ている
かぼそくも とどき
集まれば つよい
聖歌隊にあわせ歌いだす
こどもの声は鈴の音
ころころと
夜風に響いてゆきます
2010.12.25 | コメント(0) | トラックバック(0) | 地域生活・まちづくり
月例「紫苑(しえん)おむすび会」12月報告・今年のありがとうと来年のよろしくと
今年4月から毎月最終金曜夕方に開く
「紫苑(しえん)おむすび会」
たくさんの方にお越しいただきました
ブログを見て 来てくださった方
ツイッターを見て ビビっと来て下さった方
友人の友人 こどもたち
11月には なんとツイッターつながりで
長野県飯田市と京都とのミニ交流会を開催
飯田インターネット大学メンバーである
fujimotoさんが作られたお米を
飯田の名水「猿庫の泉」で炊き
むすばせてもらうという
何ともありがたい機会を授かりました
この日 わたしは知りました「手のひらがよろこぶ」という感覚を
おむすび冥利につきる体験でした
さて先日 12月17日に
今年最後の会をひらきました
写真 後方からいつものおむすび
梅干とおかかの2種類
(分けて入れるのですが
毎回途中で分からなくなる)
和歌山県田辺市の障害者施設
NPO法人はまゆう作業所さんの
切干し大根で炊いた煮物
Imaiさんの亜麻仁入りパンと
お楽しみラスク
スープは熊野産わかめ
おむすびの手ぬぐいは
アルファベット郷田英子さんから
いただいた注染のもの
はまゆうさんの切干し大根
達筆ラベルは施設長さん書
こうべ生協で取り扱われているそうなんと50万本分!
作られたそうです ひええ
祝島茶会を主宰する純子さんから
祝島のびわ茶と祝島ひじきクラッカーを
お花は我が支えronsukeさん
ほんまいつもありがとうありがとう、みなみな
ありがとう、先生
何度いうても足りぬ
むすびの縁
来年は1月28日に
年始めの会をひらきます
来年もぜひお越し下さい
初めての方もお気軽に
info@sandgasa.net へ
こんな感じでゆるゆる
お待ちしています?
2010.12.22 | コメント(2) | トラックバック(0) | 町家「紫苑(しえん)」から
強い意志をこめて その名は「木製荷役台工場」福祉施設の名称から
当ブログに「もののなまえ」
というカテゴリがあります
(過去の記事よければ是非)
なかなか書けずにいるのですが
とかく「なまえ」が好きでして
見るのも考えるのも大好きで
こんな本まで譲り受けていたりして
「最新ネーミングのための8か国語辞典」名付けの機会に預かれば
これほど光栄で嬉しく かつ
責任重大なことは ない
「命名」とはよく言ったもので
かつては こどもが生まれたら
氏神さんに名つけてもらったというのも
自分が名付ける立場になって はじめて
ことの重さを知り うなずけたのでした
京都は晴明神社さんが名授けで有名
友人知人にも多いです
さて 今回は福祉施設の名前について
先日 お会いした滋賀県栗東市にある
障害者事業所「パレット・ミル」さんから
施設概要の資料をいただきましたところ
併設事業所として2009年に開所されたという
「多機能型事業所パワフル」
という名前に「むむ!」となりました

「パワフル」
このネーミングにわたし ただならぬ気概を感じました
相当覚悟を込めて名付けられたのではと
そしてその想像は当たっておりまして;
「福祉施設というと『清く正しく美しく』的な
やさしいイメージの名前になることが多いですが、
『しっかり仕事しますよ、任せて下さい!
わたしたちは力強い仕事人集団です』
というメッセージを出したくて」
と施設長の中山みち代さん
そしてその名のとおりパワフルに事業展開され 現在利用者の
平均工賃7万8千円という実績をあげておられます
(2009年厚生労働省調べでは全国平均工賃は1万2千円)
もう1つ「パレット・ミル」の方ですが こちらも
絵画道具のパレット(palette)ではなく
木の荷役台(pallet)のこと
作業所設立時に森林組合の木工所を借りて木製の荷台の修理をしたことから冠されています
そして「ミル」は工場(mill)のこと
「パレット・ミル」=
木製荷役台加工工場
熱血太腕繁盛記なネーミングだった
ううむと ますますうならせられる
気(木)は優しくて力持ちな
もののなまえのお話、でした
【Information】
社会福祉法人パレット・ミル
多機能型事業所 パワフル
自立就労センター パレット・ミル
栗東市観音寺139
TEL:077-558-4500
初夏には無農薬で育てられたブルーベリー園開放も:
開園時間:9時半?16時
入園料:大人(中学生以上)1,000円、小人(小学生)700円、
幼児(4?6歳)500円
※摘み取りプラスお土産付き、前日まで要予約
2010.12.20 | コメント(2) | トラックバック(0) | もののなまえ
かくも並びし肖像「ルワンダ ジェノサイドに生まれて」at Galerie Aube(12/19まで)
12月10日 打ち合わせで京都造形芸術大学へ
入り口におかれたチラシを見つけ 帰り際
駆け足ながら 見に行きました
「時代の精神展」第一回
ジョナサン・トーゴヴニク写真展
「ルワンダ ジェノサイドから生まれて」
公式サイトはこちらです

以下、長くなりますが 開催要項から:
"1994年、中央アフリカの小国ルワンダでジェノサイド
(集団殺害)が起きました。100日間で少なくとも80
万人の人々が隣人によって殺されたこの出来事は、20
世紀最大の悲劇のひとつとして知られています。
もともとフツ系の人々とツチ系の人々は、民族として
明確な区別をもって対立していたわけではありません。
ベルギーの植民地政策やフランスの軍事支援などを通
して政治的対立が煽られた結果、フツの過激派が少数
派ツチの人々を虐殺するという事態が起こったのです。
にもかかわらず、当時の国際社会はこのジェノサイド
を巧妙に黙殺しただけでした。
じつはその際、大勢の女性が「武器」として性的暴力
を受け、その結果およそ2万人の子供たちが生まれた
という事実は、いまなおほとんど知られていません。
母親たちの多くは、いまだに深刻な肉体的・精神的ト
ラウマを抱えながら、社会的に孤立した状態で子供を
育てており、その半数以上はHIV/エイズにかかって
いるとも言われています。.."
目の前で家族を殺され 暴行を受け出産
周囲から孤立し 子を育てている女性たち
生まれたこどもは2万人
チラシは その母と子の肖像でした

ギャラリーには30組の肖像写真が
ほぼ等身の大きさで並んでおり
踏み入れたとたん ぎょっとさせられる

展示のコンセプトを
お聞きしたわけではないのですが
まずこれだけの肖像写真を 等身大で
1人1人しっかりと掲げることが
前提だったのではと 想像しました
以前見せてもらった展示もとてもよかった
「展示力」とでも言いましょうか
うなりました ぐいぐい伝わってくる感じ
アフリカ関連の書籍や物品の紹介コーナーゆっくり座って閲覧できるようになっています
写真には母の言葉が添えられてある
2人3人と ことばを読むうち
ショックでくらくらしてくる
まだまだ出会ってしっかり受け取ら
ねばならないのに 先にすすめない
「森に逃げたけれど 追いつかれ囲まれて
夜が明けても暴虐はやまず」
「『水だ』と差し出されたカップに入って
いたものは わたしの家族の血だった」
悲しみという言葉も届かぬ慟哭と
わたしの中に湧き上がってきた恐怖 それは
彼女たちの独白が
従軍慰安婦のそれと酷似することでした
書籍「証言 未来への記憶」
「死のうと思ったが 生まれた子に救われた」
「どうしても愛することが出来なくて苦しい」
許し 葛藤 告白は さまざまで
褐色のはだの女性たちの
おおきな瞳よりも おおきい
なみだの粒が こぼれる前で
わたしらは
立ち尽くすしかないのでしょうか

京都は12月19日まで
本日17日18時半より会場前スペースにて
「ポスト・トーク」が緊急開催されるそう
また来年3月に大阪で開催予定とありました
ぜひ お運びいただきたいです
【Information】
「時代の精神展」第一回
ジョナサン・トーゴヴニク写真展「ルワンダ ジェノサイドから生まれて」
《京都展》
会期 2010年11月20日(土)?12月19日(日)
会場 Galerie Aube ギャルリ・オーブ[京都造形芸術大学人間館1階]
10:30?18:30 会期中無休(14日(火)、15日(水)を除く)入場無料
主催 京都造形芸術大学
後援 ルワンダ共和国大使館
協力 ハウス・オブ・アフリカンアート(HAA!)
《大阪展》
会期 2011年3月24日(木)?4月6日(水)
会場 大阪ニコンサロン(地図はこちら)
※会場の都合により京都展よりも規模を縮小した展示となります
2010.12.17 | コメント(6) | トラックバック(0) | 三度笠アンテナ(催し案内など)
わづかにひたるとき 木津川エアーズロックと郷愁の奈良盆地
12月9日 京都府相楽郡
和束町を訪ねてゆく道中は
奈良の天理や桜井あたりを
抜ける道によく似ていて

京都府南部地域と奈良盆地は
地理的に近いせいもありますが
どこか文化的にも通じるような
懐かしい気持ちになる
こどものころ
奈良盆地に住む叔母の家が好きで
学校が休みになれば泊まりがけで
遊びにいくのが楽しみでした
ある夏の滞在中 叔母が はがきを1枚くれました
「うちにいる間に、お母さんにお便りしたら?」
わたしは 叔母に勧められるまま
母に「元気です..」と書いて出したのですが
受け取った母は 大びっくり
なぜならば わたしが自分の名前のところを
叔母の姓で出したから
「元気です(中略)さようなら 西井和子より」
「あんたはうちの子と違うんか!」
と母から電話で言われて大笑いされ
後々まで語り継がれるネタになったのでした
今となっては他愛ない話ですが
すこし笑えない事情も含みます
わたしは従姉妹が好きで
かわいがってくれた叔母が好きで
当時あまり平穏ではなかった
自分の家に帰りたくなくて
「ずっとここの子になりたい」と
本気で思っていたのでした
奈良盆地の風景をみると
そのときの気持ちがよみがえる
幼いころの 憧れの家族の場所
京都で暮らすようになってからは
奈良盆地は 京都との往復のときに見る
なじみの風景となり
あるとき 夫が言いました
「吉野の両親に会った帰りは
なんか切ない気持ちになるんや」と

やまとはくにのまほろば
誰にとっても郷愁さそう
土地柄なのかもしれません
帰りに通る木津川沿いは
雄大なながめが続く
ここなんて ちょっと
エアーズロックみたいでしょう
なんて 言い過ぎでしょうか霰雲が日をさえぎる
この季節の木津路は
誰しもの胸にせまる
センチメンタルゾーンです

2010.12.13 | コメント(0) | トラックバック(0) | 近旅・遠旅
のれん紀行43 麻一枚の遮断世界 宇治市「中村藤吉本店」
店の内から眺めるのれん

タイムトンネルならぬ
タイムのれん
くぐり 振り返れば
現実世界はみるみる彼方
布一枚で遮断されたことを知る
のれん紀行43枚目は
(前回はこちらです)
宇治市にある創業150年
中村藤吉本店さん
おしもおされぬ有名店京都駅店は 京都市内行列のできる店の
ベスト5に入るであろう人気ぶり
列の長さと 有名店すぎるのに臆して
自分とは関係ないものと過ごしておったところ
12月9日 仕事で宇治を訪れて
案内いただき くぐった次第ですが
いやはや さすがでございました
「お客さんが来たら藤吉さんですね」
と吉田さん
「いいですよここは。美味しいですしね」
地元のかたからお聞きする情報は
何より勝る気がします
このお店は名物名品だらけなので
(本店サイトのフラッシュでお店探訪)
今回は暖簾のはなしにとどめます
が、1つだけ ご覧いただきたいのは
こちら
現役火鉢です
火鉢をみると 祖母を思いだしてならない父方の祖母も 母方の祖母も
亡くなったのは秋の終わり だから
年の瀬は おばあちゃんの季節
祖母たちの手の甲のしわが
火鉢のうえに ぼうと見えました
中村藤吉本店の暖簾一まい
くぐって別世界 みな
思い思いに時を過ごす
わたしはわたしで
自分だけの懐かしい時間を
小昼間 まどろんだのでした

【Information】
中村藤吉本店
京都府宇治市宇治壱番十番地
TEL: 0774-22-7800
営業:平日・土日祝(無休)
銘茶売場 10:00?17:30
Cafe 11:00?17:30(LO17:00)
年末年始(12/29?1/3)
銘茶売場 10:00?17:00
Cafe 11:00?17:00(LO16:30)
■過去ののれん紀行も ぜひご覧ください
2010.12.11 | コメント(0) | トラックバック(0) | 暖簾(のれん)紀行
師走光彩散歩 三度笠的御火焚祭
12月2日 バスで七条大橋を渡る

穏やかで過ごしやすい1日でしたが
夕の空とおく鉛いろの雲が
冬を告げていました
12月4日もまた過ごしやすい日
よく手入れされた近くの公園
菊ほど 冬の日差しが似合う花は
ないかもしれないと しばし見る

法のやまに 冬がいる
落ち葉をかく日々のなかで
彩りをたたえたこの1本
街のイルミネーションよりもクリスマス仕様のジュエリーよりも
鮮やかなピンクの花弁をしき
アパートメントの庭にたつ
11月30日 宮津駅にとまる
北タンゴ鉄道の列車の
車体につづく波なみは
ホームの屋根の影模様
冬の太陽からの贈り物と しばらく遠巻きにいた冬が
昨日 舞い降りてきたのを感じ
「御火焚祭」ということばを
京都で暮らしはじめ 回覧板で知りまして
「冬が寒いのは 地が温まらないから」
「御火焚」ということばに出会うまで
そんな感覚なく 過ごしていたと気づかされ
師走はじめの光の写真を並べて
しばらくないだろう地熱を思い
パソコンの画面を温めてみる
(パソコンそのものがぬくいので
カイロ代わりになりますし)
三度笠的御火焚祭といいましょうか
2010.12.08 | コメント(10) | トラックバック(0) | 京都古今東西南北
三度笠アンテナ(12/17)今年最後の「紫苑おむすび会」のご案内
2010年4月から毎月最終金曜に
わたし加藤わこがおむすび作り人となり
開いております月例「紫苑(しえん)おむすび会」
今年もようむすんだなあと感慨深く師走の項
今回は少し早めまして12月17日に
「忘年おむすび会」ということで催します
おむすびは先日いただきました
長野県飯田市のfujimoto さん作の
かむほどに甘さ広がるお米と
うちの定番米・奈良県明日香村の
お米で作る予定です
はじめてのかたもおおいに歓迎
お越しいただける方は事前に
info@sandogasa.net 宛て
お知らせ下さいますようお願いいたします
以下 ご案内です お待ちしています?
●月例 紫苑おむすび会●
12月17日(金)18時半から20時半
「紫苑(しえん)」
京都市北区小山西大野町43
北大路新町交差点の北西の道(若菜通)を
西へすすみ7軒め 南側の町家です

わたし加藤わこが亭主役でひらく
ご飯を食べてしゃべりましょうの月例会8回め
おむすびと一品つき
参加費300円お願いしています

佐藤初女さんに教わったおむすびを原点に
「三度笠おむすび講座」も承り中
お気軽にお声かけください?
2010.12.06 | コメント(0) | トラックバック(0) | 三度笠アンテナ(催し案内など)
父を探して喫茶店 宮津駅前 純喫茶カトレア&サイホン
父を探して おそるおそるのぞく
こどもだけでは入ったらあかん「喫茶店」は
ちょうど こんな店内だったような

11月30日 京都府宮津市へ出張
変わらない駅前にほっとします

お楽しみ「富田屋」で昼食うどん
仕事まで少し時間があったので
道を挟んで向かい側の
「純喫茶カトレア&サイホン」で
珈琲をいただきました
こちら ミックスサンド
は わたしのではなくikutaさんのオーダーを
貸してもらって撮影
(しかも途中スミマセン)
ふっくらと美味しそうです
駅前の喫茶店で オッチャンお客率が高い
このお店が好きなのは
むかしむかし若かったころの
父が座っていそうだから

両親が営む 田舎の駅前通りの陶器店は
あまりお客が来ない店(流行っていないともいう)
店番の父はというと 商店街のどこかの店で
店主としゃべっているのが常
父が不在のときに「配達」が入ると
母がわたしにいう
「ちょっとお父さん呼んできて」
「えー また?」
「そんなん言わんと、はよ行ってきて」
「はーい...」
それでわたしは 父をさがして
商店街の駅に近いところから
1軒1軒のぞいて歩かなければならない
たいていは 仲良しの薬局か
おもちゃ店にいるのですが
見当たらないときは「喫茶店」にいる
喫茶店のかべは 黒いガラスで
外から中が見えないので
ドアを開けなければなりません
そのときのドアと気分の重いこと
「あのー...(お父さんいますか)」
少し開けたドアから見る店内には
金魚が泳ぐ大きな水槽があって
暗い照明 コポコポと空気器の音がひびく
低いテーブルと赤いビニルの椅子席と
ただようコーヒーと煙草の匂いに
幼い者には とてつもない大人の空間に思えて
どきまぎしてドアを閉めようとするとき
父が「はいはい」と出て来てほっとするのが常
その喫茶店もなくなって久しい
とおいとおい昔のはなし
宮津駅前「純喫茶カトレア&サイホン」の
ドアをあけると
そのときと同じ珈琲の匂いがただよって
当時の父と同じようなオッチャンたちが和む
昼下がり
父たちがそうしていたように
わたしも
普段を忘れてしばしくつろぐのでした

【Information】
珈琲専門店カトレア&サイホン
京都府宮津市鶴賀2066-56(宮津駅前)
TEL:0772-22-4994
8:00?22:00

2010.12.02 | コメント(6) | トラックバック(0) | グルめぐり・店めぐり
土の鍋とそのつづき展とダイレクトメールの楽しみ
11月29日夕の気きりり
白川のほとりの家は

停泊中の船に見え
ぱらつく雨をぬい
自転車で駆けつけた
ギャラリーCasa de banano
森田ふみさん個展
「土の鍋とそのつづき」へ
畳のうえに並ぶ 土の鍋は
まるであたたかな家のようです

ほんとうに 器はその人そのものと
いつもいつも 思えてならない
ふみさんの器が畳間の居心地よさを
さらに引き出し 話がつきず
ギャラリーオーナー田中千尋さんには
最近てがけられた作品を見せてもらい
丁寧な仕事をされるふたりの女性から
びしびし刺激をいただき帰りました
さて 帰りにふとDMを見直して

あれ? どっちが表?

切手枠がなければ わからない
だまし絵のような 楽しいDMに
今頃気づいて またうなりました
最近 ツイッターでも
こんな楽しい「請求書」がどんぶらこ
すす素晴らしい! こんな請求書やったら何枚でもうれしい(?)
小田原の@cafewonderfulさんに教えてもらった
nishida.tv さん作品
思わず まねしたくなるも
「まずは仕事をちゃんとして」
と 自分で自分に釘を刺す(一人突っ込み)
かくもゆたかな遊びこころの世界は
まだまだはるかかなたかな
2010.11.30 | コメント(0) | トラックバック(0) | 三度笠推奨
プロフィール
Author:katowako
加藤和子 かとうわこ
ICTアドバイザー
三度笠おむすび塾塾長
info@sandogasa.net
お気軽にお声かけ下さい
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